特定非営利活動法人
クライナー・ハーフェン
~若者の学びを応援します~
About
クライナー・ハーフェンとは
クライナー・ハーフェンは 海外ルーツの子どもたちが 「ここにいてもいい」と感じられる 居場所をつくります。
日本語教育を必要とする子どもたちが、日本の歴史・文化体験を通して「話したい、伝えたい気持ち」を形にしてまいります。
Action
事業内容
1
青少年に対する総合的な自立を支援します
自学自習をはじめ、自然体験、芸術、地域交流、食育、ホームエデュケーションを行います。保護者の教育相談や交流会も開催します。
芸術・文化活動を通し、青少年の育成につとめます
福島県内で活躍している画家、音楽家の先生方をお招きして、講演会、絵画教室・音楽会等を開催します。また、地域の歴史・文化財や地域に根ざした伝統文化・芸術に触れる機会を提供します。
外国にルーツを持つ子供たちが安心していられる居場所を作ります
2
日本語教育
日本語能力に乏しい子供たちが教育機会から置き去りにされることのないように、日本語教育を行います。また、ご両親はじめ彼らを支える方々を支援します。
宿泊型学習施設提供
外国にルーツを持つ隣人が安心して学べる施設を準備します。
子どもたちが安心して学べるよう環境を整えます
3
子育て支援コンサルタント
高校における進学等説明会や、大学・専門学校のオープンキャンパスの説明会にアドバイザーを派遣します。
青少年自立支援のための物品販売
不要になった洋服・書籍・DVD・CD等をリサイクルショップに売却、収益金を青少年の自立支援に活用します。
Gallery
活動写真
ごあいさつ
NPO法人クライナー・ハーフェンは、いじめ問題をはじめ、暴力行為、不登校等の様々な課題を抱える子供たちと、言葉が通じず地域社会にうまく溶け込めない外国にルーツを持つ子供たちを対象に、フリースクールを含めた学校外の活動を行うことを目的に2018年に発足しました。
同じ年、一連の出入国管理政策をめぐる流れの中、「外国人材の受入れ・共生のための総合政策」において、外国人との共生生活が前提とされた「生活者としての外国人に対する支援」が重要政策と位置づけられました。そこでは「子供の教育の充実」が取り上げられています。
私どもは、日本語能力に乏しい外国にルーツを持つ子供たちが教育機関から置き去りにされるという状況を絶対に生じさせてはいけないと、行政と連携して修学支援の構築を確実なものにすべく、2019年4月にNPO法人格を取得いたしました。
「クライナー・ハーフェン」は、様々な活動を展開してまいりました。“小さな港”という意味を持つそれは、「ちっぽけなこと」「ささいなこと」「余白」ではありますが、私どもがたまたま教員時代から大切にしてきたカタチなのです。
多くの人から見ればちっぽけなことでも、本人にとってはすごく重要なもの。
そういった小さなものを大切にして認めあえる公共性が必要ではないか、という気持ちで「クライナー・ハーフェン」の名で活動を始めたのです。
今後も、地域の多くの皆様のご理解とご参加、ご支援を賜りながら子供たちが真剣に向き合い、学び、共に学び遊べる安全基地として活動してまいります。
特定非営利活動法人 クライナー・ハーフェン
理事長 八幡文明
ロゴの持つ意味
私たちのNPO法人の名称クライナー・ハーフェンは「小さな港」というドイツ語です。漢字の港という文字の語源も「共にする」の意味と「すわりくつろぐ人の象形」等から成り立っています。私たちのNPO法人は嵐から避難したり、旅立ちのための準備をしたり、互いに支え合い、くつろげる場所「小さな港」でありたいと願っています。
このロゴマークはKとHの組み合わせを基本にしたデザインですが人がくつろぐ姿をイメージしています。